About me
都内の労務関係の事務所で、社会労務関係の仕事をしています。仕事柄、労働問題や職場環境の相談を受けることも多く、労働基準局マターでない場合は、コンサルタント的な動きをしてアドバイスをさせていただいています。最終的には転職をお勧めする結果になることが多く、その流れも共通なことが多いので、そのポイントを書面にまとめていましたが、今回、サイトに展開をして、多くの方に見てもらうことにしました。
ひと口に事務職と言っても、その仕事の幅は企業によって様々です。営業事務、経理事務、一般事務、貿易事務、秘書業務などなど。仕事の内容はアシスタント業務がメインで、提案資料の作成や電話の対応、受注発注、伝票の入力、来客の対応、必要書類の作成、スケジュール管理、各種手配、情報収集、請求書の作成、などなど。これらのことから分かるように、事務職とは個人、もしくは所属部門が働きやすいようにサポートする仕事なのです。オフィス内に残っての業務が主になります。
では、事務職をされている方の転職決意の理由をご紹介します。
・セクハラがある。(飲み会へ強制参加させられたり、女だからとお酌をさせられたり、「早く結婚したらどうか?」「子供を早く産んだらどうか?」など言葉によるセクハラがある)
・サービス残業が多い。(能力以上の仕事を押し付けられ、残業をしても残業代が出ない。不満を言っても「お前の仕事が遅いからだ」と取り合ってもらえない)
・会社内での評価が低く、昇給や賞与が少なかったり、または無かったりする。
・事務職なのにノルマを課せられた。(ノルマを達成できなければ、ペナルティがあり負担になっている)
・仕事内容がアナログで、事務員の人数に対しパソコンが不足、手書きの処理が多く手間がかかる。
・自分意外にパソコンを使える人間が少なく、データ管理などの仕事を全て押し付けられる。
・会社が小規模で社長がワンマンすぎてついていけない。
・いくら事務職だからといっても、ルーティン業務しかさせてもらえずやりがいを感じられなくなった。
・スキルアップのため。
・仕事ではなく、会社内の掃除ばかりやらされている。
・会社の建物が古く、夏は暑くて、冬は寒い、トレイは男女共同だし、休憩室がない。(事務服が使いまわしな上、デザインが古い)
・椅子が安物で、ずっと座って仕事をしていると腰やお尻が痛くなる。
・分煙がされてなく、オフィス内にいつもタバコの煙が充満している。
・産休や育休の制度はあるが、職場内の雰囲気的に休みづらく、過去の実績もない。
・事務職ならば転勤がないと思い、自宅の近くで就職したのに、営業所の廃止により、転勤を言い渡された。
・オフィス内の人間関係の悪さ。
・事務職で入ったのに、営業や運転手など、事務以外の仕事をやらされる。
などなど。
転職を決意する理由として、職場環境への不満が目立ちます。事務職は女性が多いためか、たとえ仕事といえども快適な職場環境を求めている人が多いようです。
転職に成功する人と失敗する人がいます。転職の成功と失敗には理由があります。ここでは、転職を失敗する人の例の一部を紹介します。さまざまな失敗例を知ることによって、転職を成功へと導きましょう。失敗例をを知ることで、転職が気軽なものでなく、とても大変なことであると気付くことができます。それは、自分自信の転職への意識改革へと繋がります。会社への不満だけで転職を考えるのではなく、綿密な計画を立てることが大切なのです。
転職活動の際に、意外に多くの人が頭を悩ませているのが「自己PR」です。なにをどのように書けば転職に有利に働くのか分からないという人も少なくありません。たしかに転職を成功させるためには、この「自己PR」が重要な鍵となるのです。そこで、どのようなことを書けばいいのかいくつかのポイントを紹介します。これを参考に他の多くの応募者と大きく差別化をした魅力的な「自己PR」の作成を目指してください。
転職活動では、自己PRと同様に頭を悩ませるのが「志望動機」です。つい先方の示す条件面を参考に志望の理由を書いてしまいがちですが、それはその会社が求める志望動機ではありません。どうしてその会社に応募したのか、どうしてその会社に入社したいのか、本当の強い動機を求人先の企業は注目しています。その動機が会社の求める人材にふさわしいのかを確認したいのです。ですから、自分でも自覚していない真の志望動機を、手順を追って導きだしてみましょう。